2024/09/09(月) 09:00 - 事務局
地盤情報の利活用と地質リスク・マネジメントについて
-品質確保の観点から-
開催目的
近年多発している自然災害や地盤の事故などにより、地盤情報の利活用や地質リスク・マネジメントの重要性に関わる認識がここ数年で大きく変化してきました。
2019年改正の品確法におきましては、地質調査が法の対象として明確となり、また地盤の状況に関する情報を的確に把握し活用することが明確に示されるようになりました。
また、国土交通省におきましては、自然災害の多発や地盤情報の重要性などを踏まえ、2015年には新たな業務形態となる「地質リスク調査検討業務」の発注を開始しました。また、2018年からは、調査業務の成果であるボーリング情報の集約を開始し、現在では国土交通省をはじめ、多くの自治体のボーリング情報が一括管理され、データベースの整備が進んでいます。
さらに国土交通省では、建設事業全体における一連の建設生産・管理システムの効率化を図るのを目的にBIM/CIMを推進しておりますが、令和5年度からは地質調査業務にも原則適用し取り組むことになりました。これにより、地質・地盤の情報がBIM/CIMを通じて設計や施工、維持管理でさらに活用されることにより、工事のコスト低減や安全性の向上などが期待されています。
全地連では、以上に示した国の動向や関連する技術等の周知が重要であるとの観点に立ち、発注者及び地質調査会社を対象とした「スキルアップ講習会」を開催することといたしました。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
中国地質調査業協会事務局まで参加申込書をFAXまたはE-mailにてお送りください。
詳細は下記リンクより「プログラム・申込書」をダウンロードしてご確認ください。
スキルアップ講習会(広島)プログラムおよび申込書(PDF)ダウンロード